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近畿・中四国エリア NEWSヘッドライン(6月15日)

関西外食企業の人手不足対応
人材確保より、省人化に重きも

 【関西】
 慢性的人手不足が課題となっている昨今。外食店前ののぼり旗では看板メニューより「パート・アルバイト募集」が目立つようになって久しい。より働きやすい環境に身を置きたいと、掛け持ちして自らのシフトをコントロールするアルバイターも増え、時給アップと福利厚生の充実だけでは今や、本当に使えるスタッフを確保するのは難しくなっている。それならと人材確保より、省人化に重きを置き、店内オペレーションを抜本的に変える戦略を打ち出す企業も増えてきた。関西に本社を置く外食企業はどのような手を打っているのか。各社の取組みをまとめた。

 ●グルメ杵屋
 全国で394店舗を展開するグルメ杵屋では、働き手の勤務時間希望を優先する方法を始めている。特に人手不足問題が深刻な都内を中心に、名古屋、大阪の人材がカバーできるよう、東京本部でスタッフ採用を開始。働き手の1ヵ月のスケジュールに合わせて、人員が不足する店舗へ業態・ブランドを問わずに配置する、社内派遣スタイルをとっている。
 すでに本部管理で100人以上のパートナーが登録。自由度が高く、さまざまな働き方に対応できるため、登録者の知人紹介も増えたという。業態にこだわらずに店舗へ配置するため、経験値が上がり、半年たつと作業能力の高いスタッフが育つのも特徴。  ほかにも同社では社内委託店舗制度を推進。約10年前から従業員に店舗運営を委託する制度を始め、現在までに直営店27店舗を従業員へ委託。今後は複数店舗運営オーナーや一般からも店舗運営希望者を募り、さらに100店舗を直営から委託店舗へ移行させる考えだ。

 ●ハークスレイ
 「深刻化する人手不足や世代間ギャップ、働く側の意識の問題が複雑になる中、FC展開は有益」とは、ハークスレイの青木達也代表取締役会長兼社長。基本的には直営店をFCへシフトするビジネススタイルで、本部にかかる人手不足問題を軽減させる。
 「全国にある研修センター以外はすべてがFC予備軍」と、直営店減少で全社売上げが落ちても、利益率の上がるFC転換を進める。また、「辞めなければ人手不足問題は半分解決する」と離職率も重要視する。
 人材の定着には報酬に対する魅力を高める以外に、人間関係の魅力、自らが参加しているとの実感が必要であり、それには全国の店舗で実施する「QSCアワード全国大会」が有効とする。
 最初は直営店だけで実施したが、現在はFC店舗を含めた全店舗で、QSCが向上するための大会として定着。店作りに参加する意識を、離職防止策に合致させた。

 ●トリドール
 国内1012店舗(海外528店舗)展開のトリドールだが、約8割が地方のロードサイド店であり、40代以上の活躍に下支えされ、国内店舗数が急激に増加しなかった過去3年間も人員の充足に努めたため、「人手不足はそこまで深刻ではない」とする。
 神戸の採用センターが募集方法や採用確率の高くなるノウハウを持ち、紹介制度や時給コントロールを駆使した採用促進、高卒者や外国人採用も積極化して安定的な充足を図っている。また、人員強化の時間帯がピークタイム(午前11時から午後1時30分)だけで長時間のしばりもないため、主婦には働きやすい特徴もある。  さらに朝の掃除、仕込みなどワークスケジュールを細分化(10分単位の管理を推奨)したことで、働き手が都合のいい時間を選べる上、本社では人件費コントロールにもつなげている。
 ほかにも、再雇用制度や従業員同時がいいところ見つけてお互い褒め合う「ほめたつ制度」を活用し、褒められたポイントがたまれば賃金や福利厚生に還元する制度の活用などで従業員のモチベーションを上げている。
 同制度の活用店舗では離職率は平均1.8%の改善に成功している。

※本紙ではイートアンド、SRSホールディングスも紹介




白鶴酒造、「白鶴錦」田植えイベント開催
ミス日本酒も参加

白鶴酒造 白鶴酒造は9日、自社開発の酒米「白鶴錦」の田植えイベントを兵庫県多可町の農地で開催し、約90人が参加。2018ミス日本酒の須藤亜紗実氏も参加者とともに、白鶴錦の苗を植えていった。
 イベントは今年で13回目を迎える。白鶴錦を地域とともに育んでいこうという地域貢献活動とともに、参加者に酒米の田植えを通じて日本酒に興味を持ち日本酒のファンになってもらい、子どもたちには食育の一環として米づくりの大変さや素晴らしさを感じてもらうのが目的。
 白鶴酒造の西田正裕広報室長が「田植えの体験を通して日本酒がコメからできていることを知ってもらうとともに、農家の方の作業の大変さを感じてもらい、少しでも日本酒を身近に感じてもらえたらありがたい」と呼び掛けた。

写真=参加者らとともに田植えをする須藤亜紗実2018ミス日本酒(右端)



関西漬物協会、総会開催 70周年事業想定

関西漬物協会 関西漬物協会(河島歳明会長)は8日、神戸市内の「西村屋和味旬彩」で定時総会=写真=を開催した。今回も加盟10団体の代表者ら16人だけのスリムな総会を継続。
 議案審議では2017(平成29)年度事業報告・収支決算、18(同30)年度事業計画案・収支予算案を審議・承認したほか、設立70周年を迎える3年後に、記念誌制作などの各種記念事業を実施する方向性を確認した。

写真=漬物総会



全調食・近畿ブロック会
京都で佃煮を無料配布 「佃煮の日」をPR

佃煮の日 「佃煮の日」に向けて、京都中央卸売市場の市民感謝デー「食彩市」に出店し、佃煮の無料配布会を開催した。
 無料配布会は「佃煮の日」をアピールする目的で14年からスタートしたもので、今年で5回目。この日は午前10時のスタートを前に200人以上が列を作った。
 「ちりめん佃煮」「木の芽煮」「鮪の生姜煮」の3種類の佃煮計1000パックを用意し、会員企業のメンバーが「6月29日は佃煮の日」と呼びかけながら、約40分で配り終えた。

写真=今年で5回目。人気イベントとして定着



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