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近畿・中四国エリア NEWSヘッドライン(12月7日)

関西外食市場 グルメ杵屋「選ばれる食に」
トリドールHD、丸亀製麺は原点回帰へ

 関西外食市場は今夏、豪雨に地震、酷暑に台風、さらに台風21号が発端となった関西空港閉鎖でインバウンドも一時的に停止するなど厳しい環境を過ごした。加えて、外食産業へ見えない不安感を与える軽減税率導入まで約10ヵ月。外食離れを危惧して再び価格競争が始まる可能性もある中、「原点回帰で選ばれる一食に」と麺類を軸に全国展開するグルメ杵屋とトリドールホールディングス(HD)の19年3月期上期業績と下期対策をみる。
 グルメ杵屋の今上期は売上げ0.6%減の197億2000万円だが、機内食事業などで収益改善し、営業利益は5.2%増の3億9400万円。レストラン事業は390店舗(5出店、9閉店)で自然災害閉店も影響して売上げは143億0600万円(1.3%減)、人件費率の超過などで営業利益は9.5%減の5億4400万円。「今後の懸念材料」(椋本充士社長)とする人件費率は39.10%と前年に比べ0.55ポイント上昇した上、都市圏では外国人の獲得も難しい状況。
 下期は人手不足対応策として、タッチパネル式券売機での発注とセルフ配膳を取り入れた新業態「noo-don(ぬーどん)」をオープン。さらに、椋本社長は「国内レストラン事業では今までくみ上げてきたビジネスモデルを変える必要がある」とし、新規出店による拡大路線や同社で50年培った運営方法や仕組みを見直し始めた。約10年前から進める社内委託店舗制度では、期初の27店舗を期末で50店舗に拡大し、早期にFC100店舗体制へ切り替え、その時点までに国内外食事業の新しい運営パターンも確立する。また、そば業態は消費者へのPRにCM露出を検討中。さらに10月にはラーメン屋「壱番亭」など4ブランドを展開する壱番亭本部の株式の90%を取得。FC展開ノウハウを持つ同社とのシナジーで、「各10ヵ国×10店舗でFC100店舗展開を目指す」とする海外事業への反映も視野に入れる。
 トリドールHDの今上期は積極的な112出店で全1605店舗体制(国内1056、海外549)となり、M&A戦略も奏功し、売上げは719億8100万円(28.5%増)となったが、営業利益が6.8%減の41億2200万円。通期業績も下方修正した。原因は看板ブランド丸亀製麺の国内事業が売上げ1.7%減、セグメント利益13.3%減と低迷したこと。13出店の全805店舗で客単価は0.8%増の570円だが、既存店業績が3.5%減少。これは度重なった天災、約4年間好評だった肉メニュー中心の高単価フェアへの求心力低下と同社では分析するが、全売上げの約63%、国内事業の約8割を占める事業だけに業績回復が急がれる。





六甲バター
土産市場に初参入 新ブランド立ち上げ
濃密レアチーズケーキ発売

 六甲バターは、土産市場に向けた新ブランド「ex' fromage(エクスフロマージュ) KOBE」を立ち上げ、11月29日に第1弾商品「濃密レアチーズケーキ」を発表した。土産市場へは初参入。同品を12月13日からJR新神戸駅、新大阪駅で先行発売し、スイーツの街・神戸らしい土産を求める声に応える。
 創業70周年を迎えた同社は、創業の地・神戸を盛り上げるための事業領域拡大として土産事業に参入。Q・B・Bのプレミアムギフトブランドとして同ブランドを企画した。Q・B・Bへの信頼と味をバックボーンに、新しい味を発信する。13日にはブランドサイトもオープンする(https://exfromage.com/)。
 ブランドコンセプトは「“チーズがくれるシアワセな物語”Cheese gives me a good time」。世界各地の選りすぐりのチーズで、ぜいたくなスイーツを作り上げる。ブランド名には、チーズ作りの熟練者が生み出す至極の新スイーツを届けたいという思いが込められた。





JR西日本、瀬戸内の魅力発信へ
マルシェ開催で特産品をPR・販売

マルシェ 瀬戸内エリアの新たな魅力を生み出すことで地域活性化を目指しているJR西日本。11月30日と12月1日の両日、瀬戸内エリアの魅力を伝え、特産品を大阪でPR・販売するイベント「せとうちパレット プレミアムマルシェ」(写真)を、JR大阪駅がある大阪ステーションシティ2階「アトリウム広場」で初めて開催した。
 JR西日本では、グループ中期経営計画で地域と一体となった価値向上戦略を掲げており、西日本エリアの中でも多様な観光資源を有する瀬戸内エリアの魅力発信へ、鉄道事業と創造事業が連携した「せとうちパレットプロジェクト」を展開している。
 このマルシェは、この取組みの一環。西日本豪雨による被害を受けながらも、復興に向けて取り組んでいる同エリアの事業者らに対する支援の意味合いもある。  会場には岡山県と広島県から計6事業者が出展した。


写真=マルシェ



フジッコ、親子で黒豆おせち
料理教室に22人が参加

カクヤス フジッコは1日、おせち料理文化の次世代への伝承を目的に、おせち料理に欠かせない黒豆を題材にした第10回「親子で黒豆おせち料理教室」を本社パーティーキッチンで開催した。
 当日は6月に兵庫県篠山市で黒豆作付け、10月に黒枝豆収穫体験に参加した親子の中から11組22人が参加した。参加者はまず、専業農家の小島琢彌氏の指導の下、収穫体験を行った畑で取れた丹波黒大豆の新豆を殻から外して選定する作業を体験。選定した黒大豆は、参加者にお土産としてプレゼントされた。
 小島氏によると、今年の黒大豆のできは「今年は豪雨や台風に続き、9月は日照不足、11月は雨不足と、本当に天候に悩まされた。そのような中、ようやく黒大豆になったが、平年の半作程度しかない。丹波黒大豆は大粒が特徴で、通常は100粒で80g以上になる大粒が全体の3分の1はあるが、今年は大粒が少ない。ただ、かたちは丸くてきれい」だという。

写真=親子でおせち料理教室



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