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近畿・中四国エリア NEWSヘッドライン(5月17日)

大物、上期実績は利益6%増
5期連続で増収増益へ

大物 近畿一円の有力問屋を得意先に持つ大物の今期(19年9月期)決算の3月上期業績は、売上高59億2000万円で前年比1%減ながら、利益面では6%の伸長。19年4月単月では売上高は同5%増で、利益面でも引き続き6%増の進捗(しんちょく)。収益を伴った売上げを維持している。期末は5期連続となる増収増益を見込む。
 今期の売上げは前年比4.3%増の127億円、経常利益は4.1%増の2億3000万円を掲げてスタートした。上期を終え部門別の売上げは卸売が2%減、SMが4%減だったものの、貿易は21%増と大幅に伸長。収益を伴った売上げに力点を置いた取組みが奏功している。
 最大の課題は、上期で27%増加した物流費の対策だ。配送の見直しや適正な価格改定など、物流改革に引き続き取り組むことで、経営の安定化につなげていく。  6月28、29の両日、大阪市で開催される20ヵ国・地域首脳会議(G20サミット)をめぐっては、サミット開催前後4日間で阪神高速で大規模な交通規制が実施される。中村彰営業本部長は「どんな影響があるのか見えない。どうやって乗り切っていくかを一番に考えながらやっていきたい」と話す。
 仕入れ部門を統括する西口尚男商品部部長は「中心となるメーカーとの取組み強化については、メーカーとの取組み会議を通して共通認識を持ち、メーカーとわれわれが得意先に対して同じ方向を向きながら、目標到達への努力をきちっとやっている。対象となるメーカーに関しては、ほぼ前年実績を最低限クリアしている。利益の面では新しいメーカーの開拓によって、価格に左右されない商材のウエートを高めていきたいが、まずは、コンスタントに間口を広げる動きを営業と一緒にやっていきたい」とする。
 田中光営業部部長は「5〜6月は商品の値上げがめじろ押し。ここでいかに適正マージンが取れてかつ、得意先と円滑に商売ができるかが鍵になる」と気を引き締める。  高野昌康専務取締役は「M&Aに関してはいろいろな紹介案件があり、相手を絞って情報交換し、いくつか検討してきた。業務用食材の分野については、2年前に資本業務提携を行った竹内食品を中心にいろいろとやっている。われわれにとっては、ほぼ初めてといってよいカット野菜を取り扱うことが最近できるようになった。当然ながら超高齢社会に突入していく中で、そこに向けてどういうことができるのか。打てる手を打っていきたい」と今後を見据える。
 日阪俊典社長は最重要課題の物流対策について「メーカーも今日お願いして明日に対応してくれない流れになっている。われわれも余裕を持って物流に対して円滑に取組みができるように開始した。得意先に対してコスト面の上昇で迷惑を掛けることのないよう計画性を持って物流の予測を取り入れてやっていく」とする。

写真=日阪俊典社長



☆☆☆ビジネスフォーカス☆☆☆
トーホーキャッシュアンドキャリー
現場営業力の強化目指す

トーホーグループ トーホーグループでC&C事業を展開するトーホーキャッシュアンドキャリー(TCC)の新社長に田代光司氏が着任した。同社は「A-プライス(AP)」「パワーラークス」を展開し、19年1月期は売上げ382億円超とグループC&C事業95店舗売上げの約94%を占める。業務用食品卸(DTB)事業畑で30年以上活躍した田代社長が描く、TCCの未来と今後の展開を聞いた。

●成長と収益力向上  入社から三十数年間、DTB事業一筋だったが、就任後に感じたのはC&C事業のお客さまとの距離の近さだ。現在、全国11会場で開催する展示商談会でもパートナーを含めた従業員が得意先と一緒に会場を回り、商品を解説している。滞在時間も長く、関係性の密接さがうかがえる。想像以上の積極的な営業活動はうれしい。  トップ就任決定後、企業の存在目的を考えた。事業基盤拡大、利潤追求などもあるが、結局は世のため、人のためにあるべきで、天下の公器として社会に貢献、従業員を幸せにすることが最も重要。その目的達成と維持のために持続的成長と収益力向上を目指す。
 TCCの成長に向けては(1)営業企画力を生かした現場営業力の強化(2)新たな店舗スタイルの確立--の二つに着手する。特に現場営業力の強化は早々に取り組む。DMでの集客を店内で待つより、外に出る営業活動を推進する。効率や確実性は低いが、合理的な手法だけで得られないものだ。6月には早速、新規獲得コンクールを実施する。個人の成果ではなく、店舗単位で結果を求める。DTB事業は個の力、C&C事業ではチームワークが重要だからだ。今後のAPではチームワークを発揮させたい。


写真=田代光司代表取締役社長



「SABAR極 大阪肥後橋店」オープン
全国の養殖サバ食べ比べ


SABAR SABARはこのほど20店舗目となる「SABAR極」を大阪市西区の大阪メトロ肥後橋駅近くにオープンした。カジュアルにサバが楽しめたこれまでの店舗モデルから一新し、今回は“全国の養殖ブランドサバ食べ比べ”を目玉に、サバだけで仕立てたサバ懐石を提供するプレミアム業態に挑戦する。
 同店では毎月メニューが替わる懐石仕立ての季節のコース料理のみを提供する。「5月の懐石コース(5000円)」ではお嬢サバ(鳥取県)、よっぱらいサバ(福井県)、湯遊サバ(静岡県)の刺し身の食べ比べのほか、前菜5種、台物、焼物、揚物、蒸し物、食事のすべてにサバを使った。今後は境さば(鳥取県)、長崎ハーブ鯖(長崎)、むじょかさば(鹿児島)など全国の主な養殖ブランドサバが旬に登場する。現在は1コース限定だが、少しボリュームを下げたコースも近々提供予定。
 右田孝宣社長は「昨年の『今年の一皿』にサバが選ばれ、サバへの注目が集まっている。マーケットリーダーと自負しているので、SABAR極で新たな挑戦をする。養殖から提供まで一気通貫できる当社ならではの強みを発揮し、いろいろな種類のサバを楽しんでもらいたい」と述べ、「客単価もランチは800円、夜は強気の7000円」とし、目標月商は500万円。


写真=ビジネス街に挑戦するSABAR極肥後橋店と右田孝宣代表取締役



イズミヤ、カナートモール和泉府中を開店
SMはファミリー対応強化 

イズミヤ イズミヤは4月27日、大阪府泉大津市に「QANAT MALL和泉府中」をオープンした。  核店舗となる「デイリーカナートイズミヤ和泉府中店」と31の専門店、1行のATMからなるNSC(近隣型ショッピングセンター)。「ユニクロ」「GU」「ケーズデンキ」「ダイソー」などの人気専門店に加え、「カルディコーヒーファーム」や眼鏡ショップ「JINS」、紳士服「AOKI」など、同モール初出店の店舗も多く揃えた。
 施設面では、SM内のイートインコーナー(55席)に加え、飲食店各種を取り揃えたフードコート(161席)を設置。モール内にはエイチ・ツー・オーリテイリングが開設する企業主導型保育施設を併設し、人材確保につなげる。
 25日に先行オープンした「デイリーカナートイズミヤ和泉府中店」は、従来GMSだった旧和泉府中店を建て替えた。同社が進める店舗再編計画での建て替え店舗は「あびこ店」「山田西店」「住道店」「伏見店」に続き5店舗目。3km圏内には約8万2700世帯が居住し、40代の子育て世代の構成比が高い地域ということもあり、売場ではファミリー需要を見据えたMDを展開。大容量の精肉商品や素材型冷凍肉、子ども菓子、弁当商材、時短・簡便商材などの品揃えを拡充した。





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